銀行休職中の転職活動についてQ&A

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銀行を何らかの理由で休職している時に、他の企業への転職を検討し始める人は少なくないでしょうが、

「銀行を休職中に転職活動って始めていいのか?」
「休職中ということや、休職理由は転職先にバレてしまうのだろうか?」

など、不安に感じることがたくさんあるのも事実でしょう。

そこで、休職中の転職活動に関する疑問や、気を付けるポイントについてご紹介します。

銀行休職中の転職活動の悩みQ&A

そもそも休職中に転職活動をするのは可能?

銀行を休職している間に、転職活動を行うことは、決して不可能ではありません。

ただ、休職するということは、仕事を休まなければならないほどの理由があるという事ですから、本来であれば、転職活動をする余裕なんて無いはずです。

しかし、銀行員の場合、激務やストレスによってうつ病になり、休職を余儀なくされている人が多いのも事実です。

鬱で休職されている場合は、まずはゆっくり休み、治療に専念することが大切ですが、休んでいる間に他の企業への転職を考えてしまうのも当然の事なので、まずは自分の体調第一に、無理せず転職先を探してみるようにしましょう。

休職理由が「うつ病」だと転職活動の際に不利になる?

うつ病で休職していたことが、転職活動で不利に働くとは一概には言えません。

銀行の激務や、ストレスによってうつ病になってしまったのなら「環境さえ変われば問題ない」という事をきちんと希望先の企業へ伝えましょう。

もちろん、銀行と同じようなストレスがかかり、激務が予想される会社であれば、「うつ病が再発する可能性がある」と判断され、採用に至らないこともあるかもしれません。

その時は「やっぱり休職中の人間なんて普通は取らないよな。。」とネガティブに捉えるのではなく「こんな企業に採用されなくて良かった」「自分の身が守られた」と解釈すべきです。

理解のある会社であれば、負担が軽い部署に配属してくれる可能性も大いにあります。

⇒何で銀行員はうつ病になりやすいのか?

休職中だという情報は転職先に知られてしまうの?

休職していることは、履歴書に記載しなくてはならない決まりはありません。

ただ、採用が決まり、源泉徴収票の提出を求められた場合に、休職していた事実が分かってしまう可能性は大いにあります。

休職期間中は、源泉徴収票で給与がほとんど支払われていない期間があるので、支給される給与額が少なく、休職していたことが一目瞭然だからです。

ただ、100%ばれる訳ではありません。

かなり大きい企業であれば細かいところまで調べてくる可能性はありますが、中小企業への転職であれば、ほとんどのケースで調べられる事は無いでしょう。

どうしても転職先に休職していたことを知られたくないなら「源泉徴収票の提出をしない」という選択肢もあります。

確定申告を自分で行うことにしてもらえれば、会社に源泉徴収票の提出をする必要がないからです。

ただ、正直そこまで見てきて、指摘してくる企業もそんなには無いので、そこまで気にする必要はないでしょう。

休職理由は転職先にバレてしまうのか?

休職中だということは、源泉徴収票を見れば直ぐに判断がつきますが、休んでいた理由までは記載はないので、源泉徴収票だけで、どういった理由で休んでいたのか?がバレてしまうことはありません。

転職先の企業が、旧勤務先の取引先やグループ会社だった場合には、電話などで確認されるのではないかと不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、病歴などは重要個人情報にあたるので、基本的には転職先に休職理由が伝わることはありません。

「うつ病だったのがばれないか?」など、知られたくない病名の人ほど、ばれないかどうか不安に思われるかと思いますが、基本的には自分から話さない限り相手先企業に知られることはないという事を覚えておくと良いでしょう。

転職活動で休職理由を聞かれたら、どう答えるべきか?

例えば、うつ病で休職中の人が悩むのが「その休職理由を正直に転職先に伝えるかどうか?」です。

源泉徴収票の提出や何らかの事情で、転職先に休職中であることが知られ、休職理由を聞かれた際、どうしてもうつ病であることを隠したい場合には、「親の介護など、家庭の事情」と話せば、それ以上深く聞かれることはありません。

また、うつ病であることを隠さず、正直に伝えるのも1つの方法です。

「医師と相談の上、もう大丈夫!と言っていただけたので転職活動をしています」と付け加えれば、安心してもらうことができます。

ただ、あまりバカ正直に答えてもプラス評価にはなりにくいので、基本的には隠したい休職理由の場合は言うべきではありません。

休職中なのを隠して転職活動した場合、ばれると内定が取り消されることもあるの?

ただ、嘘をついて転職活動を行うのは倫理にも反しますし、基本的にNGです。

故意に休職中であることを隠したり、嘘の休職理由を伝えていた場合、内定が出ても取り消されてしまう可能性は大いにあります。

また、面接や履歴書の欄に嘘の記載があったことが発覚すると、最悪、内定取り消し。

また、内定取り消しまでには至らなかったとしても、マイナスの評価になる事態は避けられません。

「いつかバレるのではないか」と、ビクビクしながら勤務するよりも、最初から正直に話しておく方が安心です。

休職中の転職活動で成功した例はあるの?

私がメガバンクに勤めていた時も、うつ病にかかってしまい、休職期間であるにもかかわらず転職活動をしていた先輩の女性行員がいました。

その先輩は、過労が原因でうつ病になってしまい、休職中であることを公表して転職活動を行い、最終的には同じグループ会社である、生命保険会社への就職が決まりました。

本来であれば隠しておいた方が良い情報を包み隠さず話して転職活動を行い、無事に大手生命保険会社の事務方として採用が決まったのです。

銀行側も休職中に転職活動を行うことを容認しており、転職希望先の保険会社も、うつ病や休職に理解を示してくれたとのことです。

⇒女性行員におすすめの転職エージェント3

休職中の転職活動を成功させるには?

休職中の転職活動におすすめなのは転職エージェントの活用です。

転職エージェントや転職サイトであれば、様々な職種の求人を自宅に居ながら検索することが可能です。

その中で自分に合う条件の企業や、働いてみたい仕事が見つかったら応募してみるようにすれば、銀行に在籍を置きながら、ローリスクで転職活動を行う事ができます。

また、休職を期に資格を取得してみる事もおすすめです。

資格取得の勉強は、休職でしばらく使っていなかった脳の活性化にも繋がるし、その後の転職活動にも活かせるので一石二鳥です。

症状が改善されてきたら、気になる企業に応募し、面接を受けるなど転職活動を本格的に始めても良いでしょう。

時間に余裕はあるので、まずはいくつかの求人サイトに目を通し、より良い条件で採用してもらえる企業を探してみましょう。

⇒どれがおすすめ?銀行で働く女性の転職エージェント・転職サイト

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