信用金庫からの転職を成功させる7つのポイント

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新卒で信用金庫に就職したものの、入社前に想像していた仕事内容とギャップがあったりして、一度は転職を考えたことがある人も少なくないでしょう。

採用確率何倍もの難関を通過して信用金庫で働けていたのですから、その経験を活かし、強みを発揮できる会社に転職したいという気持ちは当然のことです。

信用金庫からの転職を成功させる7つのポイントをご紹介します。

信用金庫から転職するポイント7選

1.都市銀行や地方銀行への転職なら、個人営業が有力

信用金庫からキャリアアップしての転職先としては、誰もがまずは都市銀行や地方銀行を想像するでしょう。

しかし、銀行員は人気のある職業なので、信用金庫から都市銀行や地方銀行への転職は正直なところ、簡単なものではありません。

ただ、法人担当など大企業へ巨額の融資をする仕事は、人気のあるポジションなので転職自体が困難になりますが、個人顧客を担当する専門職での応募であれば、信用金庫での経験も活かせる仕事なので、都市銀行や大手地銀へ転職できる可能性も十分にあります。

信用金庫時代に証券外務員やFPなどの資格を取得しておくと、転職活動をする時はもちろん、金融機関に入ってからも役に立つので、転職する前には資格を取っておくなど事前準備が重要になります。

2.難関資格の合格がカギ

信用金庫から都市銀行や大手地銀への転職が難しいと分かっていても、信用金庫では対応できない規模の企業に融資をするなど「大きな仕事をしたい!」という夢があるなら、公認会計士や税理士、弁護士などの試験に合格してから転職活動をする方法が確実です。

難関試験の合格までは時間がかかりますが、本当に大手金融機関への就職を目指すのであれば、資格学校に通うなど、きっちり勉強し直すのが一番の近道だといえます。

銀行に新卒で入行した行員のほとんどは、こういった士業の資格をもっていませんから、プロパーとの差別化を図ることができますし、信用金庫での勤務経験もプラスに作用します。

実際に弁護士の試験に合格して、28歳で信用金庫からメガバンクの転職に成功し、銀行員として中途採用された人もいますし、成功事例は多数あります。

3.中小企業診断士が人気

信用金庫から転職する人に人気の資格が「中小企業診断士」です。

弁護士や公認会計士を目指すよりも、現実的な目標になりますし、信用金庫で働く上でも活かすことの出来る資格になるので、仕事をしながら勉強している職員もいます。

中小企業診断士の資格を取得しておくと、一般企業内の診断士としても、コンサルティング会社の診断士としても、転職先を見つけやすくなるので、転職先の選択肢の幅が広がります。

更には、中小企業診断士として何年か会社勤めをした後に独立することも出来るので、いずれは開業して自分の事務所を持つことを目指している人にも、おすすめの方法です。

⇒銀行員の転職に役立つ資格一覧

4.不動産関係の会社への転職も多い

信用金庫からの転職先で多いのが不動産関係の会社です。

信用金庫職員は、住宅ローンやアパートローンを扱っている為、不動産の知識は自然と身についており、地元のことも良く分かっているので、即戦力になる人材として企業から需要があります。

住宅ローンや金融機関とのやりとりでも強みを発揮出来るので、転職してからも活躍の幅は広がります。

マンション管理士や宅建など、不動産関係の資格を取得しておくと、転職の際も有利になります。

5.地元企業を選ぶのもおすすめ

信用金庫の特徴は、なんといっても地域に密着し、地域の活性化に繋がるような企業を”融資”という方法で支援できることです。

そこで、信用金庫職員が転職活動をする時には、地元密着型の中小企業を志望するのもおすすめです。

面接などでは「お金を融資するという以外の方法で、地元の為に働きたい」と言えば、説得力がありますし、仕事に対する熱意もアピールすることが出来ます。

また、信用金庫の営業で外回りをしている時に、営業先の社長からスカウトされてそのまま転職した、という事例もあるので、転職を考え始めたら、身近なところから仕事を探してみるのも一つの方法です。

融資担当であれば、企業の善し悪しもチェックできるので、どの業界に転職したらいいのか?をある程度今後の将来を考えて転職できるので、地元の優良企業に中途採用の募集枠に応募してみるというのも非常に良い転職の方法といえるでしょう。

⇒地元の優良企業の求人を探すなら【doda】

6.信用金庫ならではの接遇応対をアピールしよう!

信用金庫から転職をするときには、お客さまのご要望に対して柔軟に対応した経験や、地域貢献に携わったことをアピールすると好印象です。

同じ金融機関とはいえ、銀行は組織が大きすぎて、なかなか柔軟な対応が出来ないのに対し、信用金庫はお客さまのお役に立てるよう、きめ細かいサービスを提供できる特徴があります。

例えば、銀行員は多くの個人顧客を抱えている為、資産運用商品の興味がありそうな顧客にばかりアプローチしがちで、儲けの見込めない顧客とは接点が少なくなりがちです。

しかし、信用金庫の場合は、見込みの少ない顧客にまで頻繁に連絡を取ったり、自宅に伺うなどして信頼関係を築き、その結果としてお客さまの潜在ニーズを引き出すことができ、運用商品の成約に至るケースもあります。

信用金庫からの転職の際は、そういった真にお客さまのお役に立った成功体験を、いかにアピールできるかが転職成功のポイントになります。

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7.信用金庫での仕事は続けながら、転職活動を行うのがベスト

転職活動をする際、仕事を一度辞めてから転職活動をするか、仕事を続けた状態で転職活動をするかは、重要なポイントです。

信用金庫からの転職であれば、仕事を続けながら在職中から転職活動をすることをおすすめします。

信用金庫では、必ず一年に一度、一週間の連続休暇を取得できますから、その期間を上手に使って面接を受けられるように準備を進めておくと良いでしょう。

⇒銀行休職中の転職活動について

仕事を辞めてからの転職活動だと「計画性がない」と判断されてしまって、マイナスの印象になってしまう可能性もあります。

信用金庫で働いていた人としては、お金や時間など、計画的で堅実な印象も採用のポイントになるので、こちらも合わせて注意が必要です。

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